Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

いよいよ今日!

※昨日夜11時半頃に更新予定だったブログをこのまま投稿致します。
東北の地震につきましてはいち早くの復旧をお祈り申し上げます。

尚、タイトルのみ「いよいよ明日!」を「いよいよ今日!」に変更致しました。内容も一部変更しております。

↓当時のまま記載します


お疲れ様です!!
日曜日は色々ありまして、遂に昨日お昼の再放送で見ました!

麒麟がくる」最終回!!

いやぁ、意外な展開でした。

教科書などで悪役にされがちの明智光秀という人物像をどう描いて終わらせるのか、注目されてました。


よく本能寺の変の原因としてエピソードとされる内容、光秀は貴重な休日にいきなり信長が呼ばれて、いきなり徳川家康との宴会に雑用として呼ばれるというシーンが最終回前のラストに描かれていました。

光秀はそこでお吸物を信長の背鰭に零してしまい、信長に激怒されるわけです。

よく語られるものだとここで終わるのですが、今回の大河では、その後に信長が光秀に「安心しろ…あれはおぬしに激怒したら、家康がどう反応するのか見たかっただけじゃ。」と言っています。

つまり、今回は家康がどう反応するのか試す作戦でやったという設定になっています。


ですが、問題はその後なんです。

信長は光秀にあることを命じました。









足利義昭を殺せ……」


そう、前に信長が激しい跡継ぎ問題の中で義昭を将軍にさせてから、追放した将軍です。


その時はあえて討ってはなかった訳です。


でも、やはり信長にとっては足利義昭が邪魔なわけです。


そこで、信長は光秀に義昭を討たせようとしたのです。





でも、光秀はその場で断ろうとします。光秀と義昭は大の盟友でした。


当然、彼には義昭を殺せなかったのです。



「殿はどうして、性格が変わられたのですか?」という光秀の質問に信長は

「おぬしが変えたのじゃ!ワシの性格をおぬしが変えたのじゃ!」

というわけです。


光秀は共に信長と天下統一を目指して来ました。

信長は家臣の中で明智光秀を1番信頼していたわけです。

明智光秀の大志強いところで信長を変えてしまったというのです。


このシーンで1番心に残っているシーンは「あの足利義昭を殺せば、この世は平和になる。ワシはそろそろ戦の世を終わらせたいのじゃ。わしはゆっくりしたいのじゃ。子供の頃みたいにゆっくり眠りたいのじゃ。だから、これを済ませたら戦などやめてわしの家族とお主の家族と1日茶でも飲んでのんびりと暮らそうではないか。十兵衛のそう思うだろ?」という信長の台詞が印象的でした。

それ聞いたとき、一瞬だけフジテレビで放送された「信長協奏曲」を思い出しました。


信長もやはり「速く戦国の世を終わらせたい」と思われてたわけですね。


その後、光秀は義昭が隠居している備中を攻めることで細川氏とも協力を得て、最終調整をするわけです。

ですが、一夜にして、光秀の気持ちが変わるわけです。

あの時誓った「麒麟が来る国」を実現させるために…


光秀は決断をしました。









「我らが向かうべきなのは備中ではない。討つべき相手は義昭様ではない。京だ。本能寺だ!我らの敵は本能寺にあり!!」

と言うわけです。


これは名言にもなっていますね。


そして家臣に「ワシが間違っているという者はわしの首をはねよ。」と言い、家臣の前に刀を置くわけです。

誰も立たず、「いいえ!我らは十兵衛さまに一生付いてまいります!」と誓うのです。


そして本能寺へ攻めるわけです。


協力を得た細川氏らは条件違いだとして、見守るのみとなりました。

信長は本能寺で最期を迎えるわけですが、カッコイイのが明智の兵達が「信長がどこだ!!」と言ってるくせに見つけた途端、斬れないわけです。あまりにも信長が大物すぎて、怖くてきれないわけですね

信長の斬り方もカッコイイです。


そりゃ斬れませんわ!


あの光秀の謀反の知らせを受けた時の「そうか…そうか…やはり十兵衛だったか……」と笑いながら言った台詞が意味深かったです。

予想してたのでしょうか。


光秀から天下を奪われるということは承知だったのでしょうか……




あくまでこのドラマの台詞ですが、気になりますねぇ。





結局信長は自害します。








本能寺の変といえば、よくあの火弓を多く射るシーンを描かれガチですが、今回は信長側が遺体を消すために自ら火を付けたというシーンでした。


これは、新しいですね。


放送後、多くのメディアも「これは史実ではないのか」と記事にしていました。


実際、信長の遺骨は未だに見つかってないわけです。



一方で、光秀が本能寺を燃えるところを見ながら信長との思い出を回想するシーンがありました。

まるで後悔してるような描写でした。


そこから、光秀は「必ずや、麒麟がくる国をこれから実現させる!!」と誓い、英雄として描かれています。


秀吉の「明智様に討たせれば良いのじゃ。それで、ワシの手柄になる」も意味深でした。

もうその後のストーリーは皆さん理解してるわけです。


一気に味方であった秀吉が闇となり、毛利との戦いを止め、明智軍勢に向けて速急で攻めるわけです。


「三日天下」……多くのストーリーで悪役として描かれる光秀。

その時はムカつきがありましたが、今回の大河ドラマを見るとあまりにも光秀が可哀想に見えてきました。


麒麟がくる国を実現させる!!」


その夢は3日で終わってしまうのです。


ラストは本能寺の変から3日後の備中が描かれています。


足利義昭とお駒のいつもの茶番をしてるシーンです。


そこでお駒が「実は……十兵衛さまが生きていらっしゃるのではないかと噂になっているそうなのです。」の台詞。
足利義昭は「そんなわけがあろう事か(笑)いくらあの十兵衛でもさすがにそれは……」

お駒は足利義昭宅からの帰り道で多くの街人がいるなかで、多くの子供と話す光秀を見つけるわけです。

「十兵衛さま!!」とお駒は追いかけようとしますが、そこにはもう光秀の姿はありませんでした。


光秀が麒麟のように馬で走るシーンで完結します。

結局のラストシーンでは光秀は生きていたという完結となりました。

確かにその方が望みがありますよね。

あまりにもこれで死ぬのはあまりにも可哀想すぎますよね……










いやぁ!!大部分で振り返りましたが、感動しかありませんでした。

今回の大河ドラマはやはり、敗者の歴史をよみがえさせるテーマとなっていました。


今まで悪役にしか描かれていなかった光秀の英雄なる人物像を初めて知ることが出来た大河ドラマだったんじゃないかなと思っています。


本当に最後まで楽しませて頂きました。

ありがとうございました!

尚、今月23日に1日かけての総集編が放送後されるようです。


是非こちらもご覧ください。



最後に麒麟がくるで主演を務めた長谷川博己さんの最終回放送終了後に述べたコメントで1番印象に残った部分をご紹介します。

「私は光秀が生き延びたのだと信じています。現実でもこのご時世で、きっと麒麟がくる世界になるようにと日々演じていました。また、番外編として明智光秀はどうやって江戸幕府を作ったのかという話をいつかやってみたいです。」


光秀が家康の遣いである岡村隆史演じる菊丸に言った「わしがもし、これからの戦で負けても、家康がワシの代わりとなり、麒麟がくる国を作ってくれ。ワシの全てを家康に託す。」という内容をモチーフにしてました。



麒麟がくる」……それは家康にも込められたタイトルだったのかもしれませんね。


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そして今日!!新大河ドラマ「晴天を衝け」が放送されるわけです。


これは、待ちに待ちました。


自分が1番憧れ続ける方の大河ドラマです。

渋沢栄一」さんです。


日本経済の父。


この方がいなければ、日本に資本主義は訪れなかったでしょう。



この現代社会の土台の多くはこの渋沢栄一さんが作っています。


恐らく今のIT時代も、投資ブームも彼がいなければなかったでしょう。


今の生活をときめくスマホも彼がいなければ、生まれてなかったでしょう。

今の義務教育、高等教育、大学なんか以ての外、存在しなかったでしょう。



それだけ、この現代社会の重要な偉業を次々と成し遂げた天才。

あのノーベル平和賞にもノミネートされたほどです。

結局断りますが……




そんな偉大なる渋沢栄一をどう描くのか、楽しみですね。





大河ドラマ「青天を衝け」、本日夜8時スタートです!!


なんと主演が吉沢亮なのが何よりの魅力的です。

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ちなみに弟のバレンタイン速報です。
2月13日現在、48個貰ったようです。

多くは、学校の友人で、ほとんどが本命のようです。義理もあるようです。




今年もお返しが大変になりそうですねぇ。

さて、今年は作るのでしょうか、それとも山形屋で高級チョコを買うのでしょうか。それともガリバーかな?

本人次第ですね。


追記
2月14日10時現在、53個

くれぐれもサッカー関係者のようです。


今日は午後から友人とバレンタイン&バースデーロケに行ってきます!!
バレンタインデーに誕生日は羨ましい……