Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

特集「会社経営の秘話~祖父が県外で跡を継いだ理由~」

今回の特集は記念すべき5回目となる。

今回は県外にいても跡を継ごうとしたある経営者の話である。

実家が会社であった祖父、その会社の系列社を設立した。

一体なぜそこまでして跡を継ごうとしたのか。


そこには……多くの秘話が存在した。



祖父が拓いた会社経営の秘話……



そんなドキュメントに迫る!!



(自分)「さぁ!!記念すべき5回目の特集でございます!今回も前回に引き続き、この方です!」


(姉)「よろしくお願いしまーす!!」


(自分)「まぁ、前回は6時間掛けてのトークとなりましたけどww」

(姉)「そうですねw」


(自分)「さて!今回は、『 会社経営の秘話』と言うことで、祖父が県外まで移っても系列社を設立した理由について、そして本来の会社経営の秘話についても探っていきます。」


(姉)「祖父はですね、やはり会社経営についてもあまり話さない方なので……だけど、あの秘書の方々が話してくれた事がありますよね。」


(自分)「そうなんですよ。秘書の方は非常に親しみやすい方々で、まぁ幼い頃からお世話になってますし……」

(姉)「そうですね。」

(自分)「現在、多くの企業が年商1兆円を超えているわけなんです。」

(姉)「その中で祖父は5兆円以上の年商に成功しているわけなんです。」

(自分)「ん?それ本社でしょ?」

(姉)「さぁ…どうでしょう」

(自分)「えっ!!」

(姉)「本社は10兆円以上に成功……祖父はそれの5兆円」

(自分)「いや……前と違って今は規模はかなり縮小してるはずです。」

(姉)「誰が今の事と言いました?経験の話をしているんですよ。」


(自分)「マジですか!!」


(姉)「そうだそうですよ。まぁ正式的な資料を見ていないので分かりませんが、秘書によるとそうらしいです。」


(自分)「盛ってません?」


(姉)「まぁ信じるか、信じないのもあなた次第です。」

(自分)「じゃあ信じないでおきましょう…」


(姉)「それで結構です。でも、企業経営って目的を細かく的確にしていかないと成功しないんですよ。」


(自分)「ちなみに祖父は、実家である本社の系列社を設立したのが凄いことですよね」


(姉)「タダしたわけないんですよ。これにも続きがありまして、そうやって自衛隊の定年後に地元の宮崎に帰らず、わざわざ隣の鹿児島に行き、会社を設立したわけなんですよ。その意味がきっとあるんですよ。何で宮崎に帰らず、鹿児島に来たのか。」


(自分)「どっちにしても、僕達は生まれてましたよね?」

(姉)「そうですね。北海道で結婚してるわけですから、そうなりますね。母達も北海道で育ってますし。」

(自分)「なんか複雑ですね。鹿児島出身じゃないのに、何故僕達は鹿児島に来たんでしょうね。」


(姉)「さぁ……それもまた意味がありそうですね。 」

(自分)「でも、いつも『鹿児島出身』とか言って、普通に鹿児島弁喋ってますよね?」

(姉)「それは、そもそも祖父の出身地である宮崎県えびの市は島津氏の元領地だった事からほとんど鹿児島弁を喋るからだよ。」

(自分)「それで『 鹿児島出身』とか言ってたわけですね。」

(姉)「実際、経歴も北海道ですし。祖父は定年後に初めて鹿児島に来ました。」

(自分)「なるほど……それにしても、実家を跡継ぐにしても、出資とかは誰に受けてたのかな…」  

(姉)「実家である本社を筆頭株主にし、兄弟の会社や地域の会社などに貰っていたようです。」  


(自分)「なるほどですねぇ。」

北から南へ…

実家を後継いだわけです

(姉)「社員は実際に失業などで困った方々を招いたそうです。」

そう……第1次平成不況、いわゆるバブル崩壊である。


それで多くの会社が倒産……失業者が激増した

そんな祖父は、北海道や宮崎などの友人やその子供の失業した情報を聞き付け、鹿児島へ呼び出したという

(自分)「いや、初めて聞きましたよ。」

(姉)「実際、現在の秘書の方2人の親戚が失業した時も祖父に助けられたという事です。」

引き続き、リーマンショックの時も失業者を引き受けたそうです。

(自分)「だから、あんなに『 人いっぱい努力しろ!』としつこく言っていたわけですね。」

(姉)「マジメにやっていてもリストラされたり、会社が倒産したりで失業してしまう事があるわけなんです。人生何があるか分からない……絶望しか無かったんです。そんな挫折を救う存在が祖父だったわけです。」

他にも、障害のある方を社員として引き受けるなど慈善活動も行っています。

現在も地元の福祉施設などに支援金を寄付しています。

(姉)「実は……この障害のある方の雇用は社会問題として大きく世間に取り扱われる前から行っています。恐らく、母とEちゃんの影響でしょう。」


(自分)「僕が何をしたと?」

(姉)「あなたが祖父を変えたんです。」

姉が言うには、自分が当時3歳だった時に言った言葉が祖父を変えたそうです。

それが……


「おじいちゃん……僕はね、みんなで笑えるような世界を作りたいんだ。みんなが幸せになれる世界。」

『 誰もが笑える世界……社会は不況だけではない。他にも多くの問題で悲しんでる人々がいる、そういうみんなを救いたい。』

そういう気持ちが芽生え、即座に行動に出ます。

福祉施設に自ら購入した多くの車椅子を寄付します。

そこから、多くの障害のある方の受け入れを始めます。

そこから、人権活動を開始。

そして学生支援活動も始め、貧困でランドセルなどを買えないみんなに自ら購入したランドセルを寄付。

小中学生だけではなく、高大生にも奨学金支援に携わります。

チャリティー活動にも多く参加、開催をしています。

東日本大震災では、多くの支援金を寄付。

熊本地震でも親戚が被災し、義援金や支援金を多く寄付。

近年では、住んでいる地域に敬老会を新設しました。


(姉)「ちなみに敬老会は自分の会社を母体として立ち上げました。祖父は副会長となり、発案者である地域の方を会長にしました。ですが、その会長が今年辞任することになり、今年度からは会長となるようです。活動内容としては地域の町おこしはもちろんのこと、障害のある方々の交流などのチャリティー活動や支援活動を行っているそうです。」

(自分)「自分も先日、敬老会の定例会に参加しましたが、皆さん優しい方でした。驚く事に中には県外の方や元官僚もいたりして幅広かったです。」

(姉)「それは祖父の友人だと思います。恐らく、母体の運営側として参加しているんだと。」

(自分)「改めて偉大さを感じました。」

(姉)「祖父には毎年、お正月には感謝の手紙などが多数届くようです。」

(自分)「祖父の自室には多くの団体の色紙や手紙などが飾られてあります。」

(姉)「そうなんです。祖父は今日も、慈善活動を行っています。」

祖父の影響を受け、宮崎にある本社も地元の慈善活動を行うようになったそうです。

ちなみに祖父は他にも多くの支援団体を設立しています。


これを学び、これからに生かしていきたいと思います。
 
                                               ーENDー
※これは実際に行ったトークであり、1部本人の見解が含まれています。


(フリートーク)「第二の人生」

(自分)「さて!今回は結構良い話でしたね。」

(姉)「いや、本当に深い話でした。これ、実際に秘書の方にも聞いたんですけど、秘書の方が凄く詳しくて、初めて聞いた事ばかりだった。」

(自分)「実際、自分も初めて聞きまして……慈善活動をまさか行っていたとは驚きでした。」

(姉)「ですねぇ。」

(自分)「さて、前回の話の続きという事で……」

(姉)「まぁ前回はね、福岡から鹿児島に引っ越してきたところまでだったね。」

(自分)「そこからですよね。」

(姉)「そうそう、Eちゃんがもう小2の頃の話になるんですが、1度福岡に帰ったね。」

(自分)「そうですね。その時にある失敗をするんですよ。」

(姉)「そうそう…福岡に帰って、2日目にちょうど私の誕生日だったので友人や親戚を集めて、サプライズパーティをしてくれて……」

(自分)「そうそう、その時、お姉ちゃんは高級ドレスを着てて……僕が打ち合わせの時にいきなり、ケーキを荷台で運ぶ事になって、それで本番で運んだわけですよ。花火ロウソクでして、緊張感が高まったんですよ。それは無事成功したんですけど、そこからですね。僕がみんなが見てる中で姉にジンジャーエールを姉のコップにつぐわけです。その時、ついだあとにありがとうのキスをほっぺにされるわけですよ。そしたら、そこで照れちゃって……そのジンジャーエールの瓶を姉のドレスに落としちゃうわけです。それでドレスが汚れちゃって……そしたらお姉ちゃんに後から呼び出されて、深いビンタを喰らうわけですよ。」

(姉)「懐かしいwww、だったねww」

(自分)「二次会大変でしたね。」

(姉)「違うドレスでカラオケだったね。」

(自分)「なんか未だに姉のある友達がマイクで言ってたあの言葉を覚えてる……」

(姉)「あー」

(自分)「『 みんな、学校でお馴染みの私が言っている言葉、せーの!』って言って……」

(姉)「懐かしいな……戻りたいなぁ。その後、そのフレーズは福岡で有名になったよね。」

(自分)「『 神様仏様?』でなんだっけ?」

(姉)「えっ?忘れてたのww○○様!!でしょ?」

(自分)「あー!!あの人だったか。おかげで異色だったわけですね。」

(姉)「あの時ずっと福岡にいれば違ったかもなぁ。」

(自分)「そうだねぇ。」

そこから2ヶ月後に悲劇が起こりました……

(姉)「まさかね……その2ヶ月後にね。」

実父の急死の連絡が…

(自分)「正直、覚えてないんですよ。顔も忘れてしまってて……」

思い出が浅かった……

(姉)「まだ幼かったからねぇ。私は本当に色々なものを買ってもらったり、連れて行ったりしてて深い思い出だった。それを思い出して、その連絡の手紙見た時は思わず泣いて……何も言葉が出なかった。」

(自分)「覚えてます。何で泣いているのか、正直小2の自分には分からなかった。小6だったお姉ちゃんには深かったんだね。」

(姉)「あれからもう10年が経つんだね。」

(自分)「ホントに今考えると深いよね。」

余談ですが、この記事を書いてる時、いきなり寒気を感じました。

気のせいですかね……


なんか物音も大きくなりました。


続けます。


(姉)「そこからですね!」

(自分)「小4の時に念願の遠泳に挑戦します!」

(姉)「私はちょうど中二だったね。本当に凄い奇跡が起こりましたよね。」

(自分)「そうですねぇ。まさかですよね。」

(姉)「テレビも来ましたね。あの時まさかと思いました。家まで来ましたし。まぁ私はその時、部活と塾だったので取材には出れませんでしたが……」

(自分)「ねぇ…、全てが想定外でしたよ。」

(姉)「ずっとカメラに追われているEちゃんを見て、『 やっぱり、あの方の長男なんだなぁ』って思いました。誰もに愛されるキャラが何だか似てました。」

(自分)「自分もびっくりでした。まさかですよ!」

(姉)「テレビには実際にEちゃんが愛されキャラだと丸わかりだったよ。ホントそっくりだった。」

(自分)「残念ながら、あの方のような優れた道には進めなかったんだけどね。」

(姉)「大丈夫!Eちゃんが好きなように、大学も好きな事ができるなら、そこで良いと思うよ。無理して、上に行かなくてもいい。」

実父は東京のi大学という有名大学を卒業しています。

(自分)「まぁ……そうだけど。」


(姉)「ちなみに小4が海に泳げなかったよね。」

(自分)「そう……あの時、再検定後の自宅でボロ泣きしながらお姉ちゃんのいつものヘルシー昼食を食べたのを今でも覚えてる。」

(姉)「マイスローガンのキャッチコピーであった『 みんなと共に進んで生きる!』を初めて達成出来なかったっていうのが相当悔しかったよね…」

(自分)「そうだね。今でもその涙は生かされていると思います。」

(姉)「そこからの巻き返しがまた凄かったね。」

(自分)「そうかな……はっきり言って、自分では努力してるのか分からないですよねぇ。」

(姉)「それだけ必死だったってことでしょ。実際、新たな泳ぎ方で多くの奇跡を起こしました。あれは『miracle3yearS!』でしたね。何より筋肉ですよ。毎日、アミノ酸とササミを多く食べるだけであんなに逞しくなるとは……本当にあの時のEちゃんはかっこよかった。」

(自分)「いやぁ、正直アミノ酸は過剰を疑うほどだった。ホントにササミも多かった。」

このスタミナ法は、弟にも受け継がれている。

おかげで弟も現在、大きなシックスパックが出来ている。

(姉)「凄かったよねぇ。そして、卒業の時も凄かったね。」

(自分)「いや、君の卒業式のほうがエライ事になってたわww」

姉の中高の卒業式後は自宅で女子会が開かれたりと結構大変だった。姉は料理を自慢如くに作っていたが、何よりあのスマホをイチイチ『カシャカシャ』させてるのに腹が立っていた。

(姉)「あれはね、もう女子の営みですよ。映えるのは本当に必須。」

(自分)「へぇ……幸せで何よりです。」

(姉)「うるさいわwww」

(自分)「そして中学……姉は高二。凄かったのが、途端に性格が荒れた事ですね。」

自分は思春期を迎え、姉によく当たるようになっていた。いきなり姉に物を投げたりと色々だった。

(姉)「あの時は怖かった。警戒してました。 」

中一……あの熊本地震が発生してから1ヶ月後に被災地を訪れた。

(姉 )「あの時は本当に複雑でしたね。思わず涙が出ました。」

(自分)「だよね…」

中二……福岡へ帰郷。

友人に久しぶりに会った。

(姉)「その時からあの方の噂を聞いて、本当にアイドルになってて……しかも映画デビューも本当でした。ZIPに出てた時にびっくりしました。」

(自分)「ホントよね!」

そして中3になる春に姉は高校を卒業し、上京した。

(姉 )「公立に落ちてたら、悔しくて必死でしたね。」

(自分)「まさかね、MARCHに行くとは大したもんですよ。」

そして中3……人権作文で最優秀賞をとる。

(姉)「まさかだったよね……改めてそっくりさを感じました。」

(自分 )「そうですね……」

そして卒業……姉からは卒業祝いが多く届いた。

そして高校……

(自分)「いやぁ、親孝行出来ました。レベルは違いすぎますがww」

(姉)「でも、良かったよね。公立だったからそんなお金かからないし。私とは大違い。」

レベルが違いますww

そして、高校は……

(自分)「お姉ちゃんを追いかけようと演劇部に入ったんだよねぇ。 」

(姉)「私はたしかに部長でしたけど、まさかね。Eちゃんも部長になるとはね。」

規模が違いますww

ちなみに姉は中学はバスケ部のキャプテン、高校は体育系と掛け持ちしながらも放送部と演劇部で部長をしていた。

そして現在……

(姉)「これからどうなるかは分かりませんが、お互い頑張ろ!ちなみに一時はテレビ電話で話せるなるけど大丈夫?」

(自分)「もちろんです!いつでもお待ちしております。」

(姉)「なら良かった!ちなみに電話は大丈夫だよ。」

(自分)「それは分かってます。」

(姉)「ちなみに、よく言うけどあなたは第2の人生を生きてる事になるんだよ。」

(自分)「そうだね。そうだよね……」

(姉)「周期は恐らく身内でするんだろうね。」

(自分)「そうだね。ちょうど6月。」

(姉)「確か、今月27日が誕生日だったね。今年で50歳だって。」
ちょうどこの3ヶ月後が命日である。
(自分)「何だろう……ジャストだな。」

(姉)「決めてたんだろうね。」

(自分)「今日もありがとうございました!」
 
(姉)「ありがとうございました!」

今年であの6月から10年……

ー感謝の意をここに贈りますー
 


【次回予告⠀】
次回は新シリーズ始動!!

書籍シリーズ第1弾!

「無駄な時間をなくす方法」をお送りします。

トーク形式シリーズは一時期、お休みさせて頂きます。

フリートークもお休みさせて頂きます。

尚、今回カットされたフリートークは後日お送りします!



(一言 )

「今年度も今週で終わりだ!!」