Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

ギリギリの完走…

今日は学校行事として、遠行が行われました。
意外と長かったてす。学校から寺山展望台まで走ったり歩いたりして、そしてまた学校に走ったり歩いたりして戻る22㎞コースです。今回、一キロ単位の長さを感じ取ることが出来ました。
最初は前のほうで走っていたのですが、体力消耗の回避のため、歩いていたらいつも間にか最後尾にいました。慌てて走ろうとしたらその最後尾地点にいた先生に止められて、ゆっくり歩くよう言われました。「これはマラソンじゃなくて遠行だから焦らなくていいよ、本来ならば歩いて楽しむものだから、」
なるほど、凄く癒されました。意外と最後尾は休憩地点である寺山展望台でものんびり昼食を食べたり、美しい景色をみることができて、とてもゆっくりすることが出来ました。
でも、試練はここからでした…制限時間があったため凄く最後は急ぎました。途中で走ったりと、しかも不運なことに歩いている途中に足を挫いてしまい、リタイア寸前に陥りました。そこでリタイアすれば後日追走…でもその痛さに耐えて、進みきれば完走…もちろん答えは一つしかありませんでした。走りきることです。「ここで終わってたまるか…」そう思い、痛みを耐えて歩いてでも進みました。足をクジイタノハあと八キロ地点でした。歩くだけじゃ、間に合わないため所々で走りました。最後尾だったため、先生も付いてくださっており、足を挫いたときはリタイアを攻められましたが、断りました。ほとんど先生のサポートで時間に応じてスピードを調整しました。まるで24時間マラソンでした…全て今難病と闘っている弟のNを思い浮かびながら、足を挫いても進みました。「不自由」という言葉に甘えてはいけない…そう思いながら、進んであと五キロ過ぎ地点で男子の30分前にスタートしたはずの女子8人の姿が見えてきたので、安心しましたが油断大敵…それはチャンスとして、あと一キロ地点のところで相手たちの体力消耗の様子を見据えて何とか追い越しました。制限時間は迫ってきていたため、最後は走りました。そして、ゴールの近くには嬉しいことに◯◯先生が手を振って待っていました。ホントに嬉しくて手を振り返しました。本当にラストスパートで暖かくて柔らかい声援を頂きました。本当に最後にも癒されました。
そして、制限時間ギリギリで完走しました。
5時間歩いてたとは…長かったなぁ。今思い掘ると、たくさんのエピソードが詰まっています。本当に感謝しかありません…
今日は長い距離を歩いて疲れたけど、楽しかったです。なんか歩くって色々見れて楽しいなぁ。今夜はゆっくりと音楽聴いて早く寝ようかなぁ。