Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

久しぶりの高視聴率ドラマ❗️


今期月9ドラマ「ミステリと言うなかれ」が今日で最終回を迎えました




自分は全話観てましたが、なかなかの面白さでした




毎回見る度に新たな知識も入り、考察力も身につきます




かなり面白いです。




詳しくはこちらの記事で

↓↓↓

ミステリと言うなかれ 解説



このドラマ作品はとにかく原作を繊細に再現しているというのもホントに魅力でした。



他の実写作品はほぼ都合のいい脚色ばかりで原作から遠ざかってて、名だけのものが多いんですよ



そして、何よりこのドラマ



大物俳優が勢揃いしていて、全員演技力が半端なくレベチでした。



そのせいか、多くの視聴者があまり俳優歴が少ない白石麻衣さんが棒読みに聞こえたそうです


自分はあまりそんな気にしませんでしたけど。




そう考えるとかなりの再現度にもなりますね




久しぶりに完璧なキャスティングの実写化ドラマでしたねぇ。



このドラマ、実は今期ドラマ視聴率ランキングで数週間連続であの天下の日曜劇場を越えて1位取ってるんですよ!



月9でこれまでにも大ヒットしたのは数年ぶりであり、キムタク作品以外で首位を取ったのは史上初となります。



そして日曜劇場は久しぶりの2位に下落



もう10年以上も首位を維持していた「日本ドラマの王道」である日曜劇場がまさかの月9に越えられてしまいました


確かに、今季の日曜劇場で面白そうでよく分からない内容でして、視聴者からも思ったより不評でした。


やっぱりドラマのテーマ的にも、どうしてもあの国民的大人気ドラマシリーズ「海猿」と比べられるのはかなりの大ダメージだったかと思います。


その「海猿」もフジテレビですけどねww


まだフジテレビが全盛期だった頃のドラマ作品です。


そう考えると久しぶりにTBSはフジテレビに猛ダメージを受けたわけですねwww




ちなみに近頃の月9は最下位に近い低視聴率ばかりで、フジテレビドラマはかなり低迷していました



あの時みたいにキムタクを連続のようにキャスティングするわけにもいかず、月9は長年伸び悩んでいたそうです



フジテレビでやっと大ヒットとなったドラマがあの古沢良太先生が手掛けた「コンフィデンスマンJP」



2018年に放送されたドラマでして、通算視聴率ランキングで日曜劇場を超え


首位に到来!!



この大ヒットは業界でも「踊る大捜査線以来の大ブレイク!」と評されていました。




映画でのシリーズ化は、「踊る大捜査線」と「海猿」以来でして


かなりの大人気作品だった事が分かります。



BGMもかなり派手ですよねぇ



ホント大好きです。



そんな「コンフィデンスマンJP」


せっかくフジテレビの儲け口となる大ヒットを記録したのですが



皆さんのご存知、あの方のせいで今年公開の最新作で終わりを迎えようとしてるようです。




やっとここまで大人気となった貴重な作品というのに、1人の過ちで台無しとなってしまいました



スタッフ側としてはこのまま順調にいけば、ここ数年間はシリーズとして続編を制作し続ける予定だったようです



久しぶりにオリジナル作品の大ヒットだったため、いくらでも局内で制作出来たわけですね



そんな作品も仕方なく、完結にせざるおえないのです



皆さんに覚えているでしょうか



過去2作品の終わり方を。




踊る大捜査線」→スタッフチームの勇退



海猿」→原作者とのトラブルでシリーズ途中で打ち切り




踊る大捜査線は単発ドラマから始まり連ドラ、映画シリーズとおよそ25年以上制作しており



ほとんどのスタッフがかなりのご高齢になっていたため、全員が勇退するかたちで2010年に公開された映画で完結となりました。


そして、もうひとつは「海猿


そもそもは2004年の映画化が最初だったのですが



その初作映画があまりにも大ヒットしたため、翌年に連ドラ化されました。



そんな連ドラも全話にて高視聴率を記録



多くの視聴者の要望により、翌年に第2作目の映画を公開



それでも記録的な大ヒットを連発!




これを応えるかのように、4年の時を経て


2010年に第3作目を公開



その2年後の2012年に第4作目を公開



今後とも、スタッフ一同は続編を作り続ける予定でいました



監督も「ここ20年はシリーズとして、制作していきたい」としていましたが


4作目公開から3ヶ月後


原作者がフジテレビ側に大激怒するツイートを行いました


内容としては、「フジテレビ報道記者と名乗る人が自宅にいきなり押し寄せてきた。そしてそのフジテレビは、私の著作物である『海猿』の関連書籍を許可無く販売している、それは話が全然違う!絶対に許さない!!」というものでした。



フジテレビ側は、「自宅に押し寄せた事も無いし、関連書籍を販売した覚えもない。」と一時期全面否定していましたが


2年後に全て認め、公の場で謝罪


これで原作者と和解した事も明らかになり



ファンの中で続編制作が再開されるという期待の声が多く挙がりましたが



原作者が再びTwitterにて反論。



「あのクソみたいな会社とは契約できん!『報道』と名乗ったクズみたいな金儲け目的の内容ばかり報じていて、よくもあれで『ニュース』と言えるものだ。あんな会社に未来は無い!!いつ潰れてもおかしくは無いだろう。」とフジテレビを大きく非難しました。



また、その後日には続編制作を永久に認めない事を明らかにし


3年後の2017年11月には、突如として「先月末でフジテレビと契約を終了した。それにより海猿のインターネット配信・テレビ放送は永久に無い」とツイート



事実上の打ち切りとなり、それどころか海猿全作がお蔵入りとなりました。



あの大人気作品のお蔵入り



ファンの皆さんはさほど大きなショックを受けたかと思います。



また、これまでの映画やドラマのDVD・Blu-rayも販売停止されており



残りは中古販売のみとなりました。


実は、この「海猿


原作と実写で大きく内容も書き換えられており、面白さも大きく違っています。



原作では、元々は大人向け漫画のため


限られた年齢の方しか見れない恋愛を主に書かれているドロドロな内容ばかりなのですが



フジテレビの実写では年齢問わず誰でも見れるようにとコメディ要素満載のヒューマンドラマとなっています。



ちなみに恋愛関係についても描かれていますが、それは原作とは大きく異なり


比較的に薄い内容となっています。



ほとんどはビジネスストーリーとなっており



コメディ中心となっています。



それが多くの人気を得たきっかけとなったのかもしれません。



ですが、原作者はそこもトラブル時に指摘しており


「原作とは大きく違った別な物語となっており、タダタイトルを詐欺っただけだ!」

と述べています。



まぁそれが本当の実写化というものなのでしょうが。



まぁそのせいか、原作を初めて見た時はうんざりしました



内容も面白くなく



グロいシーンばかりでした。



それを実写化では、似たような場面は再現されてるものの大きく和らげて描かれていました。



まぁそれは当然な事なのでしょう。



1つの例として、映画4作目となる「BRAVEHEART海猿」で


旅客機事故が描かれていますが


映画では、事故時の旅客機内は浸水してるのみでしたが


原作での旅客機内は多くの遺体が浮いたほぼ血だらけ状態となっています。



ちなみに映画では、死傷者ゼロの全員救助成功とハッピーエンドとなっていますが


原作では乗客の1割が救助されたという悲惨な内容となっています



恐らく、原作ではあの事故をモチーフに描かれていたのでしょう。


でも実写だと海猿らしくない内容なので


むしろ変更してよかったと思います。




話は戻りますが



今までのヒット作を失いつつあるとなれば



この作品をこのまま4作品と連ねてシリーズ化していくかもしれませんね



やっとフジテレビが取れた大ヒット作品であり



フジテレビの看板枠の月9で数年ぶりの大ヒット作でもあるわけです。




大きく力を入れていくのは間違いないと思います。



今は主演の菅田将暉さんが大河ドラマや他の映画で忙しいので


おそらく続編制作は早くて翌年後になるかもしれませんね。





それにしても最終回の内容ですよ!?



初回での伏線を無理やり回収するかのようなストーリーばかりで、脚本家の方がさほど慌てていたのかが分かります。



これは原作的にも謎が深まった状態で終わらせる流れしか無かったかもしれませんね




なんか強引に原作をまとめたかのような内容でして、無理してそこまでしなくてよかったのではないかと思うシーンばかりでした



おそらく脚本家の方が慌ただしく描いたのでしょう


それか、続編ありきで描いたのか



どっちかです。



ネット上では、多くの賛否両論が湧いており



大反響でした。



ファンの中では、「原作から見ても、続編は当然!」という声が多く



フジテレビ側は異例の最終回放送前に「続編を制作するつもりで動いています。」とマスコミの前で述べたそうです。



原作であるコミックも前より増刊されてるそうで



期待が高まる一方です。



とにかくシーズン2、映画化を楽しみにしています!