Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

再び、天下の大将軍を目指して!

お疲れ様です!




さぁ、あのGWから3年




再び兄弟であの作品を見にいってきました





それは






「キングダム2~遥かな大地へ~」




再び、英雄と見てきました。





3年前にキングダムを初めて見た時に




国史にどハマりして史記やら、三国志やら、色々書籍を読んできたわけです





もうたまらない!!





今日もめちゃくちゃ興奮しました





あの作品というのは、歴史好きの方々は中毒間違いなしです!




いやぁ、最後まで目が離せなかったねぇ




ちょっと、ここで解説していただいてもいいですか?




くれぐれもネタバレ注意でお願いします




  ​考証解説


まず、今回は




嬴政(後の始皇帝)率いる『秦』と



呉慶率いる大国『魏』の超絶な戦いが描かれているわけなんですが




まず、映画「キングダム」では原作の序章である秦国の兄弟との戦いが描かれてましたね




今回は、大国と大国との戦い。





そこで主人公の信は、義兵として戦うわけですが




そんな主人公の信のモデル




皆さん、ご存知でしょうか?




史記の読んだ方はすぐ分かると思います




そう、『李信』なんです




李信は、実際にも士族という身分から将軍に成り上がっています




彼の偉業というのは、色々でして




その中で最も有名なのが、始皇帝の暗殺未遂計画を図っていた国を直ちに滅亡させて

いるという事です




これはかなり有名な話かと思います。



ちなみに原作では既に信は、『李信』として将軍に出世しています




あの「天下の大将軍になる!!」というのは、もう叶えているわけです




ちなみに勘違いしないで欲しいのは「秦国」というのは



始皇帝』が初代ではありません





あくまで始皇帝は、中国を初めて統一した英雄というだけで



秦国は、かなりの代から存在したわけですが



最初は、かなり小さかったらしいです




それが中華を統一するわけですから




凄さをかなり感じますよね




あの王騎将軍も、史実でも結構強かったとされており




史記では、破天荒ぶりが詳細に描かれています




あの数千万単位の騎数は春秋戦国時代でかなりの主流ですよね




あれは、日本史より盛り上がります





自分は、3歳の頃から日本史が大好きで



色々な書籍を読んできました




でも、中国史はまた別格で




我々が深く学んできたであろう、日本史よりも面白さが数倍違います!



是非、皆さんも読んでいただきたいと思います




それにしても、歩兵目線で描かれた時代劇はおそらく『キングダム』が初めてだと思います。



  ​あらすじ



キングダム1での冒頭で約束した票との約束を胸に、再びあの男が戦乱に暴れ出す!





嬴政が立ちはだかる神殿に、なんと謎の刺客が忍び込み、嬴政の暗殺を企んでいた




その刺客は、強豪であったが




信の助けにより、刺客らは倒され



嬴政は救われる。




ある秦国の日常は一変



あの古くからの大国である『魏』が秦国の国境を超えて、挙兵してきた



それを知ると、嬴政は直ちに挙兵を命じ




多くの派兵を出陣させた。





だが、秦国は数万騎に対し



魏は数千万




勝算は、見えなかった




そんな少数を率いる総大将が『麃公』であった




 

そんな麃公が執った作戦が、「五兵作戦」であった




5人グループで攻めていくというものである




そして、現場に着いたのと同時に出陣




そんな中



信が属する5人グループには、どうやら謎の変わった服を着た兵がいた




その兵は、何も喋らず無口である




自己紹介を求められてた時、彼は「羌瘣」と名乗った




彼は、何も動かず



 

ただただ現場を眺めていた




そんな信は、戦局を仕切り



多くの敵兵を1人で倒していた




そんな他の歩兵達はクタクタで多くの犠牲が増えつつあった




そんな時、彼は遂に実力を発揮する




羌瘣は、一瞬にして周りの敵兵を斬り倒したのだ




それに信も驚く





一方で秦国軍は徐々に多くの部隊が壊滅していっていた




だが、麃公は騎馬隊に待機を命じる




そんな歩兵らは、段々と減っていく




一方で魏は、優勢な指揮を採っていた




目指すは、総大将の首




歩兵が少数になる中、信達は前へと進もうとなんとか耐えていた




そんな秦国陣営は、撤退を迫られる




だが、麃公はまだ諦めず




「数人の有力な兵によって、多くの兵が倒され、まさしくも敵陣までが壊滅できるんじゃないか?それを信じて、我々は突き進む。だからこそ、私は騎馬隊を待機させている。」



として、騎馬隊の待機を継続させる




信達は、かなりの苦戦に追い込まれた




鋭い刃を備えた戦車隊にも相当苦戦する





それでも信は、諦めず




他の部隊が壊滅していく中




信達の部隊は前進していた





一方で、嬴政達がいる咸陽城には壊滅の報告が相次いでいた




だが、嬴政も継続を指示





秦国がもはや、敗退に近い状況となった





それでも信達は魏の大将がいるという丘の上に突進



その様子を見て、魏の本陣らは嘲笑っていた



そんなタイミングの中




敵兵が減っていく状況を見た麃公は




遂に騎馬隊を出陣させた





騎馬隊は、一気に敵兵を追い込み




丘の上へと攻めて行った




そして信達と騎馬隊が合流




信は、騎馬隊の援助として馬に乗る




羌瘣達歩兵と信達騎馬隊は丘の下で分かれた




羌瘣達が下で敵兵を倒してる矢先に騎馬隊は直ちに魏の大将のいる丘の上に突進





前へ前へと進む中




遂に魏の本陣が見えてきた





魏の大将はそこで天才弓士を起用して信達を攻撃していった



だが、騎馬隊の勢いは止まらない




その上に信は、天才弓士の弓を簡単にかわしてしまう



それに驚く天才弓士は、焦り出す



とにかく次々と攻撃するが、信達の勢いは止まらなかった




遂に騎馬隊は、目の前に迫って来た




天才弓士は、体を震わせながら



なんとか目の前でトドメを刺そうとした時に



信によって、斬られた



そんな騎馬隊は本陣の守護兵に苦戦




そんな中、1人の騎馬隊総長が矢が体に刺さりながらも前へ前へと進み



遂に大将の前に立ちはだかる




魏の大将は、「愚か者めw、こんな体で勝てると思ってんのかw、所詮ここまで来れたのも運がよかっただけで力なんてそんなねぇだろwww、どうせこの戦いは俺達魏の勝ち決定なんだよ落ちこぼれが!!」



と総長に刀を突き刺した



と言っている中、その総長は「その落ちこぼれはどっちだろうな?」ととっさに小刀で大将の首を突き刺した




「なんだと。。。」と血を吐きながら、即死した




総長は、「首を討ち取ったなり!!」と大きく喜びの叫びを出しながら意識が朦朧としていき、遂には倒れた



騎馬隊らは大将の首を直ちに包み込んだ後に



本陣の裏テントカーテンをめくると



丘の下には多くの大軍が並んでいた




まだ魏の兵がいたのだ




そんな信達はそのまま攻めるかどうか戸惑っている中




嬴政達の元に朗報が届く




なんと長い間、戦場を離れていたという王騎将軍が五百人の兵を連れて進軍してきたという





王騎将軍は早くも魏の残党を倒していき丘の上に辿り着く




「ぬふふ、またお会いしましたね、童信くん。」といかにもかっこいい登場をする




どうやら、王騎将軍は信の戦いを遠くから見ていたようだ




騎馬隊の副長は、王騎将軍に援助を要請するが



「いやです、私はタダこの面白い戦いを見学しに来ただけですからね。」



と王騎将軍らしい発言をする




「戦というのは、本能と無謀との戦いなんですよ。ほら、そう言っているうちに本能が攻めてましたよ」



なんと麃公自らが魏の大軍に立ち向かってきたのだ



そんな中、魏の大軍側は最初からの戦略である三重盾で鉄壁を作る




「さすが無謀は、堅い盾を作りましたね。信くん、ここで私と賭けをしてみませんか?」



信は「上等だ!」と予想を図る



魏が勝つ事を予想した




「なるほど、ですがそうとも限らないようですよ。」



麃公が先頭で魏の大軍に突撃




一瞬にして、鉄壁を崩した




「無謀と本能となれば、本能のほうが強いんですよ。彼等は何かを思って戦っている、だからこそあんな壁など簡単に壊してしまうんです。この戦でも多くの犠牲が出たわけですが、そんな戦はあの2人によって行われたんです。戦を行って、多くの犠牲を出しつつも天下を取りに迫る、それが将軍というものなんですよ信くん。」




そう言うと、信は目を輝けた




そして信は、王騎将軍から馬を借りて




麃公の加勢に向かう



すると騰が「王騎将軍は充分と信くんを気に入られてるようですね」



と話すと






「ああいうバカは、すぐ○んでしまいますからね。だからなるべく可愛がってるだけです。」



と王騎将軍が返すと




「でも、時たま稀に将軍へと成り上がる者もいますけどね。」



という騰の言葉に王騎将軍は「ぬふふ」と大きな笑顔を浮かべさせた




信は、麃公の陣に入り




多くの敵兵を倒していった





それを見た麃公は、笑顔を浮かべた




そして呉慶の元に突進




遂に辿り着く




「呉慶、随分と久しぶりだな。」



と麃公が話し出すと



呉慶は、今までの自分の話をし出す



そして2人で一発切りで戦うと




一瞬にして、呉慶が倒れ




勝負が決まった




夕日が照らす丘の上で麃公と王騎将軍が話していた



どうやら王騎将軍が丘の上で眺めていたため、それに勇気をもらったようだ



「王騎、久しぶりにいっぺん酒でも飲むか。」




「いいえ、私は他の用事があるので今回だけはお断りします。」




と言うと、「酒じゃ!」と麃公が叫ぶと2人で笑い出す




一方で信は、天と嬴政の元に戻る



「よくぞ帰還した、お前も活躍ぶりはこちらにも来ておったぞ」



と嬴政は、信を褒めると



天が「今回も手柄をあげたの?」



と聞くと、信は「完璧さ!!」




と言って腕を見せる




その後も3人は仲良く語っていた




そんな翌日、王昭君らは信が千人将に大出世した事を話していた



それを聞いた嬴政は「そうであったか。」と笑顔になった




そんな中、どうやら咸陽城の中に内通者がいる事が明らかになる




その内通者の元というのが、『呂不韋』であった




呂不韋は、それと同時に嬴政と対面しに来た




「これはどうも、嬴政様。それにしてもこの間の戦はかなりのお手柄でしたねぇ。そういえば、この咸陽城に刺客が入ったそうじゃありませんか」



とあの時の事を話し出す



実は、この事はその場にいた者だけの内密にしていた




だが、なぜかそこにいなかった呂不韋が知っていた



「冗談はよせ!、それになぜお前が知っておるのだ!!」




と言うと、「これは失礼、良からぬ冗談でございます嬴政様。」



呂不韋は苦笑を見せる




王昭君は、ムカつきの態度を見せるが、「なんとか耐えてください、まだまだ我々は立場が低いのです。だからとにかく耐えるしかないのです。」とチョウシが小声で言った



そして嬴政と呂不韋は互いに睨み合う





・ここで「KINGDAM」の表記が出る




一方で、信はもっと強くなろうと1人の部下と連れて、王騎将軍の元に修行へ出かける



というシーンでエンディングとなり、ミスチルの「生きろ」が流れる




その後、「キングダム3」の予告が流れ、閉幕となった




  ​感想



いやぁ、これは歴史好きにはたまらない内容でした




ここで初めて、秦国の家系というのも明かされていたので面白かったですし、今まで史記で読んだ内容も出てきたのでとても分かりやすかったです。



ちなみに前回の1に引き続き、信は迫力満天の戦いを見せるわけですが




それにしても王騎将軍のかっこよさよ!




王騎将軍が登場すると、謎の安心感が出るのは自分だけ?



多分多くの人があれで安心感出ると思います




1から思ってましたが、大沢たかおさんが王騎将軍というのはとてもハマり役ですね




原作よりかっこいい王騎将軍が出来上がってますよ





キングダムの中でやはり王騎将軍が1番好きですね




マジで強いし、あの嬴政よりも王様的存在なのが半端ない




そして清野菜名さん演じた羌瘣



女性にして人間離れした刀の速さ



まるで抜刀斎でした




それよりもあれは呂布ですよw



手が何本の生えたかのようなあの速さはマジ化け物ですねぇ




さすが暗○一族です




そして、彼女の1番感動した台詞が


足がボロボロで動けないとある兄さんに向けて



「出来るさ!だってお前がまだ生きてるじゃないか!」




ですね




あれは予告でも見てましたが、本編を見た時にはもう涙が溢れましたね




今回のキングダムは、前回と違って涙でしま




いやぁ泣いた




ほんとにこんな映画は滅多に無いですよね




断言しますが




『キングダム』は是非とも劇場で見た方が迫力を全て感じられて面白いと思います



テレビだと全く面白さというのが分からないと思うので




是非とも、キングダムが見たい方は



動画配信サービスや地上波放送を待たず、映画館で直接



真の戦場を体感して欲しいと思います





前回のキングダムも映画館で見たのと、テレビで見たのとでは全然違っていたので



見たい方は絶対に映画館まで見に行ってください!




っていうもう、面白過ぎてポップコーンの食べる勢いが止まりませんでした



やはり映画と言えばポップコーンですな!




さて、エンディングで出てきた呂不韋との関係はどうなるのか



そして秦国がこれからどう強くなっていくのか







それは来年公開される『キングダム3』に描かれるのではないかと思います




楽しみで仕方ないですねぇ




改めて、キングダムアニメ版もイッキ見しようかなと思いました




皆さんも是非見てください‼️