Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

あれから

お疲れ様です




あれから翌日




遂に、自分は姉弟




これまでの事を明かしました





最初の一言が





「これはもう境を越えましたね」





そりゃそうですよね





1人の人生を蔑ろにしたわけです





他人事に思えるかもしれませんが





本当に重い事なんです





正直、自分は彼の命も心配になってますし





まさかそこまでは無いかもしれませんが





あれだけ病んでいる状況だと





本当に心配ですよね





しかも、あの時





「僕は悔いなく密かに退学するね」





と言われて





全身がゾッとしました





初めて聞きましたよそんな台詞。






今まで見てきた中での退学された方々は、「悔しいけどもうダメだわ。。。」




だったんですよ





それが彼だと「悔いなく」ですよ?





その時、「彼の病み方は尋常じゃないな。。。」





というのを深く感じました




過去の事があっての今回だと




尚更だと思います。




そんな中



本当に今日





密かに退学しました





本来なら、退学手続きというのは




数週間かかるわけですが




彼の体調状況を配慮した上で




半日で済ましてくださったようです。





そんな今日の昼休み






私は、ある方と会談を行いました




彼が最後に立ち寄ったというカウンセラールームに訪問




心理士の先生にその時の彼の状況を聞く事ができました




そして、今後の対応について話し合いました




実は、2週間前から多数の被害状況を元に



校内での実態調査が行われていました




そして、先週末




その調査報告を先生から聞いた矢先に




友人から退学する事を明かされたのでした





これから処分を検討していく中で前代未聞の退学者を出してしまったのです



これは我々からすると、非常に望ましくない事であり



むしろそうならないよう



対策を練っていたのですが、想定外の展開にこちら側も困惑している状況です





前から分かっていたのに



なぜもっと早くに動けなかったのか




本当に責任は重いです。





その事も、カウンセラーの先生に話し




昨日決意した退学についても明かすと




「Y君、本当に君は最初から思ってた通りの純粋で優しい子だよね。その気持ちを持ってくれてるのは私達も嬉しいよ。だけどね、Y君はせっかくここまで資格とか頑張ってるじゃない。それを今中途半端に捨てて、鹿児島に退くなんていうのはとても勿体ないし、絶対後悔するだろうね。大学入試のショックからやっと今、方向転換出来つつあるじゃん?それをこの問題を理由に辞めるというのは間違ってると先生は思うよ。まぁ先生自身はY君がそう言うだろうなぁというのは予想は付いてたけど、それでも先生はおすすめしたくはないよ。」




すると、自分は思わず




「だけど!!、僕は彼を守れなかったのが悔しいんですよ!毎日目標に向かって必死に努力してたのに、あんな終わり方なんて悔しくて仕方無いんですよ!正直、彼のあんな姿は見たくなかった。。。見たくなかったんですよ。なんで、なんで彼があんな目に遭わないといけないの。。。そんなのおかしいよ!、なんで僕じゃなくてあの子に。。。どうして、なんでなの。。。そんなのおかしいよぉ(泣)」

と泣く泣く反論し



自分は泣き崩れていた




すると




「苦しかったんだね。。、ようここまで頑張ったな!」



と先生は励ましてくれました




「後は俺に任せろ、だからY君は前だけ向いてればええ。もう後ろを見るな!過去はもう戻ってこないんだよ。」



先生の励ましは泣いてる自分に大きく響いた




その時、自分は



苦しみと悔しさが胸の中から溢れていました




「もう責任は持たなくてええ、その正義感を全て先生に預けてくれないか?そしたら先生は全力で君をバックアップサポートをする。それでええよな?とにかく私達はY君までを失いたくないんだ!彼の分まで最後まで全うしようや。それが彼のためにもなるし、Y君自身のためにもなる。」




「でも。。。これまでの憎しみは変わりませんよ!(泣)」




「大丈夫、大丈夫。あの人達は先生が中心となって対処するから、私達を信じて!良いか、例え誰が敵であろうと私達はキミの味方やで。それだけは断言するよ。だってそれが私達の使命でもあるからさ、Y君で言う『不平等なき世界(社会)を作っていく』のと一緒や!どうや?信じてくれるか?」



「分かりました!、全てを先生達に委ねたいと思います。後、先生の要求通り、退学宣言を撤回します。」





その時、自分の心はやっと安静になりまともに話せる状況になっていました




「よし!そう来なくちゃっな❗️、後は慎重に調査を進めていく、Y君はくれぐれも何かされたらちょくちょく報告してきてね。絶対に彼等の行動は決して許されてはならない事だからね。」




「え。この過ちが二度と起こらないためにも、我々は全力で対処していくべきだと僕は思っています。それが彼に代わっての『宿命』です。」



そうして、カウンセラーの先生との会談を終えました




この憎しみは二度と、鎮める事は出来ないであろう




タダ、これだけは忘れてはならない





これが、現実世界に多く起こっている事を。





彼は今、過去の恐怖に暗闇で苦しんでいるという




最後に




この曲を聞いて





終わりとしよう










今日も一日お疲れ様でした