Eishinofficial

『メビウス症候群』という難病と闘う1人の大学生の何気ない日常ブログ

これが現実なんて…

お疲れ様です



先程、学校を急いで出て



今JRに乗っています




先生から、「Y君、今日は早めに寮に帰っていいよ。後の事は保護者とゆっくり話しなさい。帰りは気をつけてね。今年度はもうずっと休みなさい。」



その時、もちろん何の事か分からず



先生が玄関まで見送りに来て下さり




「寮に帰ったら、必ずお母さんに電話しなさいよ!」



と言われたので



そのまま寮に帰り




言われたままに親に電話すると




第一声が、「今すぐ鹿児島に帰ってきなさい」でした



「JRはこっちで手配(予約)してるから大丈夫だから、今すぐ荷物まとめて帰ってきなさい。詳細は会ってから話すから。」



と言われ、LINEで指宿の今泉駅で降りるよう指示を受けました



そのまま、自分は長崎駅から指宿の今泉液に乗り終えました




JRを降りると




親が待機してました



母はどうやら、昨日から指宿にいたようで


「なんか親子関係でやらかしたのかなぁ」


と思い


そのまま、学校の話をしながら




車で移動していると




そのまま連れて行かれたのが



「葬儀場」でした



そこには曽祖父の大きな葬祭看板が立てられており



自分は気持ちが一変しました


そこで聞かされます




「実は。。。」



それは




曽祖父が亡くなった事でした




享年102歳でした。



自分は、泣きたくて仕方ありませんでしたが



そのまま、お通夜でした



自分の視界は真っ白でした。



後から、詳しく聞くと




12日夜20時に亡くなられ



その二時間後に、親の元に訃報が来たそうです





ですが、自分には精神的な配慮を踏まえ、学校生活に支障が出ないように



お通夜の日まで連絡を伏せていたそうです



ですが、学校には13日に親が連絡



先生方は自分に気づかれないよう、協力をしてくださったそうです



そして、お通夜がある今日に明かしたという事でした



会場の更衣室に



自分用の喪服が用意されてたので



それを急いで着用し



お通夜にご親族として参列しました。




一昨年、100歳を迎えながらも




まだまだ現役で頑張っておられ





周りの方々は、「じさんは、200まで生きるぞこりゃ!」と笑い話をしていたのが日常茶判事でした



それだけ元気で明るい方でした



曾祖母が2014年7月




ちょうど11歳の誕生日を終えてすぐに亡くなりました



曾祖母は96歳



目標となる100歳までとどきませんでした




「お前の分まで俺が長寿に生きるからな!!100歳超えるからな!」と当時泣く泣く言っておられ



それは有言実行となりました




生前、曾祖母の口癖がありました





それは






「あたいは亀の甲より年の功じゃ!」





亀の甲より年の功





それは、亀は万年生きるとされており




それに対し、人は80歳~100歳しか生きられない




だが、歳の重ねよりも




どれだけ知識や経験を経たのかで人生は大きくなる





という意味です。




曾祖母はまさにその通りでした




年齢よりも、功績が偉大でした




曽祖父も経験はかなり豊富でした




戦時中、徴兵動員をしたのもも




足が悪い事を理由に




最前線では戦えず




ずっと、鉄砲隊に配属され



復員した事




それは人生最大の悔いでありながらも、それと同時に



幸せな出会いがあり




抱いなる家庭を築いた事




そして、不運な出来事で



両親を亡くしたこと



その事を僕には愚痴りながら話してましたが



曽祖父は涙目でした。




そして、自分に農業を教えてくれたこと



曽祖父は、「Eishinの将来のために!」と熱心に農業を教えてくれました




お孫さん方には厳しかったものの



僕にはとても優しくしてくれました




でも厳しい時がほとんどでした




家庭上で色々ありましたが




それでも曽祖父の神対応が解決へと導ました





と色々あった曽祖父の人生102年間



決して、短くはなかったはず!



そして、決して不満も無かったと思います




やりたい事はすぐやり遂げる方だったので



本当に皆さんから尊敬される存在でした。




本当に曾孫ながらも厳しく色々教えたり、時には可愛がってくれて



本当にありがとう




よくここまで頑張ったね




102年間お疲れ様でした




親族としてご冥福をお祈りします







ちなみに、後談ですが



お通夜の受付担当がなぜか弟がやっていて



どうやら、弟は昨日の夜から会場でお手伝い



というよりかは仕切っていたようです。



どうやら、初孫のご子息だからという理由のようです



本来なら、自分だったようですが




県外にいるとして除外




何ならご親族名簿にも入っていなかった!




喪主である祖母は自分が来て、大変驚かれ




「あらぁ、わざわざ来たのか!?」



と驚きの様子でした




母の姉弟も、従兄妹も関東から昨夜帰省してきたようで



皆さん飛び込みだったそうです。




ちなみに自分は夜の受付を頼まれ



先程まで4時間ずっと座ってました




その間に色々な方と懐かしいお話をして




盛り上がってました。




お通夜はまだ新型コロナウイルスが5類に入ってないという事で



規模を縮小して、親族その他関係者のみで行われました




尚、明日の告別式は一般弔問客を入れて



行うという事でした。




ってにしても、夜も多くの弔問客の方がいらっしゃったので



曽祖父がどれだけ愛されてたのか




実感しました。




皆さん、夜遅くになっても



次々といらっしゃるので




やはり、人脈の広い方は凄いものですね




県議会議員と市議会議員の方もいらっしゃって




「本当にこの方には私が初出馬した時から応援してくださりました!」



と数人ほど来たので



なんか闇を感じました。



というのも考えて、ついでに自分の名も売り返しました



「わたくしも幼い頃から政治には大変興味があり、勉強してきました。いずれ、県議会議員選挙に出馬しようと思っているので、その時はよろしくお願いします。」



と名前を言うと




「その時は、こちらこそよろしくお願いします!」



と返され




ムカついたので




「とりあえずこちらご収めください」



と例の差し入れを渡し




とっとと帰しました。





その他にも




弔問客がお越しになった時に




「この度はありがとうございます」、「お礼に御収めください(こちらをどうぞ)」と最初のほうに言ってて



祖母に怒られました



「これは儀式だぞ!言葉遣いには気をつけろ!!」



ちなみに正しくは、「この度はすみませんでした。」とお礼ではなくお詫びをするそうです


そして、「ご恐縮でありますが、こちらをお納めください」と言い



葬式会場に案内するそうです




そして、弔問客の方がお線香を上げて



手を合わせた後に



生前の逸話を話すという内容です




勉強になりましたね




ちなみに、ご焼香も礼儀があるのですが



こちらも失敗を犯しております



久しぶりとなるとそうなりますね。



ちなみに母親はそれを昨日の昼から今日の朝方まで(葬式会場の見張り役も含めて)していたそうで





大変だったようです。




地域によって構いますが、鹿児島ではずっと線香を上げとかないといけないそうで



必ず誰かが見張ってやっておりました



先程、自分も見張り役をしていましたが




ずっと線香あげは煙を吸うので




一酸化炭素中毒が心配でしたね




今日も深夜は親がやるそうで




初孫の大変さを実感しています



ちょうど今親とバトンタッチして




今は控え室で休憩しております




今のところ、夜は眠れそうに無いですね



「念の為、仮眠程度でなるべく起きとけ!」



を指示を受けたので。。。




昨日は弟が朝方まで見張り役やお話役で頑張っていたようで



今日はそのバトンタッチで自分がするという事で。




まさかあの夢が正夢になるなんて




信じられないですね




実は、今週の日曜日に曽祖父の葬式の夢が出てきました




僕、前の席で思いっきり泣いてたんですよ



そしたら目が覚めた時にリアルの自分も涙をたっぷり出しながら泣いてたんですよ





そしてはっと気がついた時に




「良かったぁ、まだ曽祖父が元気だから大丈夫、まだ先の話」



と思ってほっとしてたんですが




まさかその日の夜に亡くなるとは




その時の自分は思ってもいなかったです。




正夢って本当にあったのですね




こんなかたちの正夢は二度と体験したくはないです



とは言いつつ




実は正夢を体験して3度目




1度目は曾祖母の葬式の夢



2度目は長崎に住んでる夢



そして3度目が、今回の夢




もう2度も体験してますね。




不幸の時しか、親戚に会えないのは



辛いですね





最後に




僕の精神面を心配してくださりながら、協力してくださった周りの皆様方に心から感謝の気持ちを申し上げたいと思います




 明日はしっかりとお見送りしたいと思います




ありがとうございました




それにしても、もう1つ夢の中で気になったのが



火葬後に顔だけそのまま残ってたのは



なんなんでしょうね




あればさすがに正夢ではないと思います




今日も1日お疲れ様でした