2020年~ニュース~
今年は特に大きく時が動いた1年となった。
年明けから去年から揉め続けた「桜を見る会」不正問題が国会で多く議論されるようになった。そんな当時の安倍首相は全面否定を示すばかりであった。
そんな安倍首相は今年1月に中東を歴訪した。イスラエル問題についてや、今後の石油貿易についで現地の首相と会合を行った。
そんななか、東京オリンピックも新国立競技場が完成したことにより最終調整へ入っていた。
だが…ここから誰もが予想できなかった人類史上最悪の一大事がやって来る。
去年まで他人事のように報道されていた新型コロナウイルスである。
3月、安倍首相は全国一斉休校を独断で実施。多くの困難が教育界に巻き起こった。
そんななか、一斉休校が終わって一時した頃に東京都で一日の感染症が100人越え。そんな他国は即座に緊急事態宣言を発表。だが、日本はまだであった。そんな日本国民が求めてるなか、日本の芸能界の大偉人である「志村けん」さんが新型コロナウィルスでお亡くなりになった。
そこから日本国民の認識が大きく変化した。
そんな安倍首相は2013年に問題とされたエボラ出血熱について日本にも上陸したことがあったが、緊急事態宣言を発表しなかった事例があった。そこで今回も発表せずに対処していくと見られていた。
だが、感染レベルはそれ以上であった。
医療崩壊がもう寸前に見えていた。
そこで安倍首相は緊急事態宣言をようやく4月半ばに発表。「戦後最大の大危機である。」と警鐘した。
新型コロナウィルスは気づけば、生活に影響していた。政府は5月から「新たな生活様式」を呼びかけた。
一方で「一緒にやろうプロジェクト」を民放一同で開始。
新型コロナウイルスが全国を巻き起こすなか、政府はコロナショックを解消しようと7月に「gotoキャンペーン」を発表。
だが…コロナはそんなに弱くはなかった。
夏頃から安倍首相は体調が悪化。内閣総理室で吐血をしたことも報道された。
そんな8月に安倍首相は辞任を発表した。最年長でありながら、任期満了までは続かなった。
安倍氏は惜しくも「令和」という時代に疾風を巻き起こすことは出来なかった。だが、総理復帰への期待が再び求められている。
そんな菅総理は直ちにデジタル化を検討。「新型コロナウイルスに立ち向かうためには、今の日本が行っている方式ではアナログであるため、突き進むことは不可能だ。」と考え、9月にはデジタル庁の設置を発表。同じく、河野行政改革担当大臣が自身の公式サイトにて「行政改革目安箱」の欄を設け、縦割り行政によって生じた弊害などを誰でも投稿できるページ(いわゆる「縦割り110番」)を開設した。
トランプ陣営にとっては非常に危機なる展開となった。そんなトランプ氏は「何があっても私が選挙で敗れることは無い。」と述べた。
だが、メディアでは報道されていないが、とあるジャーナリストは「あの映像に映されているのは金正恩氏ではない。」と述べている。つまり、あの方は本人が自分に成りすましてスピーチするよう命じられた部下とされている。
そんな11月、ようやくGotoキャンペーンの見直しが検討。だが、この時は大阪と札幌発の自粛を呼びかけるのみであった。
そんなコロナ禍…再び大阪はあの計画を始動させようとしていた。「大阪都構想統治改革」である。これは当時高度経済成長期であった1956年から練られていた改革であったが、日本政府から政令指定都市制度が発表されたため廃案となった。
だが…2009年、あの男によってこの計画は復活した。そう、現代のニュースには欠かせない人物「橋下徹」氏である。とある議員の発言がきっかけとなる。「大阪都政をやってしまうのが一番手っ取り早いんではないかと(中略)知事は、この案はいかがですか。」と当時の橋下知事に提案。だが、この時の橋下氏は否定。
そしてその3年後、大阪維新の会が発表。
ややこしくなってしまった。
そして、住民投票を行ったが反対多数で廃案。
しかし、まだまだ諦めず、今年に至った。
12月、遂にGotoキャンペーンは一時停止された。